健康づくり応援団 | えのぽ

タバコ


「自分はタバコを吸わないからタバコのことは関係ない」「タバコが何よりのストレス解消だからやめられない」「子どもへの受動喫煙が心配だから換気扇の下で吸っている」・・・皆さんは、どう思いますか?

元気ふじさわ健康プラン 藤沢市健康増進計画(第2次)では、分野ごとに市民の行動目標が定めています。
tabako


【知っているようで知らないタバコの話】

今、喫煙が原因のがんや心臓病などにより死亡する人は世界で年間約600万人、日本では、約12万人いるといわれています。原因の9割以上がタバコと言われているCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は、国内外で増加傾向が続いており、2020年には世界の死亡原因の第3位になると推測されています。 喫煙による被害は本人だけではなく、受動喫煙による被害も深刻です。受動喫煙が原因となり発症する肺がんや心筋梗塞で、年間約6800人が死亡しているとの推計を、厚生労働省の研究班が発表しています(うち職場での受動喫煙が原因とみられるのは半数以上と推計)。これは年間の交通事故死亡者数より多い数です。

【やめられないタバコ】
なぜ、体に悪いとわかっていても、やめられないのでしょう。「肺がんになる可能性があります」と注意書きのある食べ物を買う人は、おそらくいないでしょう。でも、タバコは買ってしまう。それは、やめられないように様々な添加物が添加されているからです。タバコをやめられないのは、意思が弱いせいではなく、『ニコチン依存症』だからなのです。喫煙後しばらくすると、体がニコチン切れの状態になりイライラします。再び喫煙することでニコチンが補充されて気持ちがスッキリします。タバコで解消されているストレスは、ニコチン切れのストレスであって、仕事や家庭のストレスではありません。

【受動喫煙の怖さ】
また、タバコ煙はPM2.5 ※1に該当する微粒子で、全席喫煙可能な喫茶店のPM2.5 濃度は平均371μg/m3と、日本の1日平均環境基準値の10倍以上の濃度になるとも言われています。タバコ煙は非常に細かい粒子のため、換気扇の下で吸う・ベランダで吸うといった方法で受動喫煙を防止することは不完全な方法です。さらに、3次喫煙(サードハンドスモーク)の影響も明らかになってきています。これは、その場で喫煙していなくても、タバコから発生した粒子が、喫煙者の髪や衣服など、カーテンやソファなどに付着し、それから発生するガス状成分(タバコ臭)を第3者が吸引してしまうことです。

生活習慣病の発症予防・重症化予防のためには、タバコには一利もなく、禁煙をすすめ、受動喫煙を防止することが大切なのです。あなた自身のためだけでなく、大切な人や周りの人のためにもタバコのこと、考えてみませんか。

※1PM2.5 石炭や石油などの化石燃料の燃焼が主な発生源の直径2.5マイクロメートル以下の微粒子の総称。粒子が小さいため、上気道で除去されず、肺の最深部(肺胞)まで到達して炎症を起こします。その炎症が血液を介して全身の血管に作用して、脳卒中や心筋梗塞のリスクも高めます。   

参考 
○藤沢市の禁煙支援(タバコをやめてみようかな?と思った人を応援します。)>
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kenko-z/kenko/kenko/kenko/kinen.html

○厚生労働省 生活習慣病情報サイト
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco

○厚生労働省 たばこと健康に関するページ>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/tobacco/index.html