11月18日は「世界COPDデー」◆COPD(慢性閉塞性肺疾患)をご存じですか?
COPDとは、肺の細胞に炎症が起こることで肺の細胞が壊れ、呼吸がしにくくなる病気です。長期間の喫煙習慣による肺や気管へのダメージが原因であることから、COPDは「肺の生活習慣病」と言われています。症状は、「長引くせき・たん」や「息切れ」です。
肺の細胞は、一度壊れてしまうと元に戻りません。早期発見により治療を続ければ、症状を和らげたり、病気の進行を抑えることが可能です。しかし、治療を受けずに重症化すると、命に関わる病気です。また、COPDは肺がんの発生リスクが高まる他、肺に起こった炎症が全身に影響し、様々な病気を引き起こします。
日本には40歳以上の約8%、約530万人の患者がいると言われていますが、初期段階にはほとんど自覚症状がなく、見過ごされがちです。「40歳以上」「喫煙者」で自覚症状のある方は、ぜひ一度、呼吸器内科を受診しましょう。
市では禁煙相談を実施していますので、お問い合わせください。
健康増進課 電話50-8430 FAX 28-2121