あなたに受けてほしい 女性のためのがん検診
3月1日~8日は女性の健康週間です!

〇女性ホルモンと心身の変化
思春期、成人(成熟)期、更年期、老年期があり、女性ホルモンのダイナミックな変化が一生の中にあります。月経~排卵~月経という毎月の月経周期があり、男性とは異なった心身の変化があります。
   女性のライフスタイルは、高学歴化、社会進出、少産化、高齢化により変化していますが、女性の体のしくみや女性ホルモンの変動は変わりません。そのため、子宮内膜症、卵巣がん、子宮体癌、子宮頸がん、乳がんなどの病気が増加しています。 

〇やせ過ぎに注意

 若い女性に多いのが、過度なダイエットです。食事を抜いたり、必要な栄養を取らないでいたりすると、健康を損なうだけでなく、美容にも悪影響を及ぼします。
 また、女性に多い低血圧や貧血、加齢と共に発症する骨粗しょう症などは、若いときのやせ(低体重)が関係しているといわれています。健康的な食生活を送ることが、将来のためにも大切です。
 また、近年65歳以上の方のやせも増加しています。身近な場で介護予防や健康づくりに取り組める環境整備を図るとともに、適正体重の維持と合わせて、早期から低栄養やフレイルの予防の取組を推進することが必要です。

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BMIとは:肥満度の判定に用いられる指標です。
計算式:BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
★18.5未満はやせ(低体重)です。
適正体重とは:日本肥満学会では、BMIが22を適正体重(標準体重)とし、統計的に最も病気になりにくい体重とされています。25以上を肥満、18.5未満を低体重と分類しています。

〇更年期からの健康管理

 40代に入ると、女性ホルモンの分泌が次第に減少します。特に閉経の前後5年間は、のぼせ、めまい、不安やイライラなど心身に変調を起こし、日常生活に支障を来すほど強い症状が現れる人もいます。
 女性ホルモンには、動脈硬化の原因となる悪玉コレルテロールの増加を抑え、骨を強く保つ働きがあります。更年期以降はホルモンの減少に伴い、脂質異常症や骨粗しょう症になりやすくなります。
 動脈硬化は、他の生活習慣病を引き起こす危険もあります。
 規則正しい生活や栄養バランスのとれた食事、適度な運動などを心掛けましょう。

〇2年に1回女性のがん検診を受けましょう。

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子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんです。初期の子宮頸がんには自覚症状がほとんどありません。そのため、定期的な検診で、進行する前に発見することが大切です。20歳になったら2年に1回定期的に子宮頸がんを受けましょう。

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乳がんは、女性のがんの中で最も患者数が多く、特に40代後半から60代後半の罹患率が高い状況です。乳がんは、小さいうちに見つけると治る可能性の高いがんです。早期発見のため、40歳になったら2年に1回定期的に乳がん検診を受けましょう。

 

 

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 それぞれのチラシをクリックすると、拡大して見ることができます。

自分のために、大切な人のために、がん検診を定期的に受けましょう。
令和3年度子宮頸がん検診および乳がん検診の受診期間は、3月31日(木)までです。終了間際は混みあいますので、早めに医療機関にご予約を!