11月15日は世界COPDデーです。
(2023/11/15 掲載)
●思い当たることはありませんか?
少しの動作で息切れする
咳やたんが長引く
タバコを吸っている(吸っていた)
これらはCOPDという病気にあてはまる症状です。
この機会にCOPDについて考えてみませんか?
●COPDとはどんな病気?
正式には「慢性閉塞性肺疾患」といい、英語の病名Chronic Obstructive Pulmonary Diseaseの頭文字をとって、COPDといいます。これまで「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれてきた病気もCOPDに含まれます。
タバコの煙などの有害物質を長期間吸い込むことによって引き起こされる進行性の肺の病気です。肺の細胞に炎症が起きたり破壊されたりすることで、呼吸がしにくくなる、酸素の取り込みや二酸化炭素の排出がしにくくなるなど、肺の機能が低下し息苦しくなります。悪化すると、常に酸素吸入が必要になるなど、日常生活に影響があります。
●原因は?
主な原因は喫煙です。COPD患者の90%は喫煙歴があるといわれています。
●早期発見が大切
日本では、40歳以上の約8%、約530万人の患者がいると言われていますが、初期段階にはほとんど症状がなく、見過ごされがちです。40歳以上で喫煙歴のある方は、ぜひ一度、呼吸器科や人間ドック等で呼吸機能検査を受けましょう。早期発見・早期治療につながります。自覚症状のある場合は、早めに呼吸器科を受診しましょう。いったん低下した肺の機能を完全に健康な状態に戻すことは困難ですが、禁煙と治療によって、病気の進行を遅らせたり、症状を和らげたりすることはできます。
●予防するには?
喫煙者の方は「禁煙」、非喫煙者の方は「タバコの煙を避ける」ことが大切です。
ふじさわ禁煙サポート(禁煙相談)
「タバコを吸いたくなるのはどんな時でしょうか?」
喫煙状況を一緒にふりかえり、相談された方に合った方法を考え、6か月間禁煙をサポートします。禁煙相談を電話や窓口にて随時実施しています。相談時には、タバコに関する各種測定も行っております。ぜひご相談ください。
禁煙支援リーフレット「禁煙したいあなたを応援します!」 ⇒
【問い合わせ】 藤沢市健康づくり課 電話0466-50-8430 FAX0466-50-0668