健康づくりサポーターの活動紹介 (5)女性の健康づくりサポーター
(2024/11/16 掲載)
健康づくりに関する基礎知識や藤沢市の取組み・ボランティアとしての心構え等について、市主催の養成講座(詳細はこちら)で学び、市内のイベントや教室等で活動している「健康づくりサポーター」。 今回は、女性の健康づくりサポーターを紹介します。養成講座では女性特有の病気について学び、健康づくりのイベントなどで「女性特有のがんについて知ってほしい!」「乳がん検診・子宮がん検診を受けてほしい!」と呼びかけを行っています。
10月は、乳がんの早期発見・早期治療の重要性を広く伝えるために世界中で行われているピンクリボン運動の推進月間です。藤沢市内でも、様々な催し物が行われました。(「ピンクリボン2024 in ふじさわ」)
イトーヨーカドー湘南台店では、フードコートの隣で骨密度測定・自律神経チェック・脳年齢チェックなどと共にがんに関する展示があり、買い物に来た方が立ち寄っていました。
他のイベントではサポーターが乳がん触診モデルを使って自己触診を勧めることもありますが、この日は、神奈川県放射線技師会の方が説明担当でした。
サポーターの感想
●イベントでは素通りする人が多いが、一声かけて、少し背中を押してあげる。
声をかけると立ち止まってくれる人が増えます。時間の無い方には、パンフレットを渡しています。
●声のかけ方は、はじめ難しかったのですが、続けている中でわかってきました。
●こういうところに立つと、自分の健康をキープする必要があることに気づき、気をつけるようになりました。
当日は、マンモグラフィ車による乳がん検診(事前申込制)もおこなわれていました。次回は12月22日(日曜日)藤沢市保健所・南保健センターで実施予定です!詳細はこちらをご覧ください。
乳がんについて
日本人女性の9人に1人が乳がんになるといわれ、1年間に新たに乳がんと診断される方は約9万1千人、年間で1万人以上の方が亡くなっていて、特に40歳前後を境に乳がんで亡くなる人が急増します。また、若い世代の乳がん罹患率も年々上昇しています。「自分で見つけることのできる唯一のがん」とも言われていて、早期発見であれば治癒率が約90%と上がるので、定期的な検診と自己チェックが大切です。詳細はこちら ⇒ ピンクリボンかながわ「自己触診の方法」