「藤沢市食生活改善推進団体 四ツ葉会」の紹介
(2025/1/16 掲載)
藤沢市が主催する「食生活改善推進員養成講座」の修了者で組織していて、同じ目的で活動する全国組織のボランティア団体です。「おいしく、楽しく、健康に」を活動目標として、市内公民館を拠点として「食」を通した健康づくりを推進しています。
辻堂公民館で開催された講座「和食で秋の簡単おもてなし!」の様子をレポートします。当日のメニューは和食をテーマに、秋色おこわ・とりのつみれ汁・白身魚の野菜蒸し煮・ぶどうとさつま芋の白和えの4品です。始めに、作り方のデモンストレーションがありました。
ポイントの説明後、各班に分かれて調理開始!
メンバーは初めて会う方であり、調理の熟練度は様々ですが、スムーズに役割分担ができていました。
若い男性の方は、「共働きなので食事当番があります。そんな時に『和食』を取り入れて料理の幅を広げたいと思い参加しました。全部はできそうもないけれど、部分的にやってみようと思います。」と嬉しそうでした。
手順を多少変えている班もありましたが、皆さん和気あいあいと楽しそうに作業をしていて、「この鍋終わりましたか?洗っておきますね。」などと声を掛け合います。参加者の方が、「この歳だから、家では一人で静かにしっかりやっているけれど、ここではワイワイ楽しくできる。不思議ね。」と話しかけてくださいました。同じことをしても、場所が変わって人と一緒に作業するのは、うれしいことなのかもしれません。
調理の途中にも、講師から質問の回答やワンポイントアドバイスが続き、参考になることが盛り沢山でした。
・魚の味付けに使用した塩こうじは、チューブのものならスーパーにあります。
・和え物のタレと具は別々に作っておいて、食べる直前に和えます。
・出汁を取った後の鰹節は少し味付けして煮詰めておくと、つくだ煮になります。
和食で秋のおもてなしメニュー完成!
(エネルギー:606Kcal、タンパク質:26.3g、塩分相当量:2.6g)
食べる時にもアドバイス
・出汁を効かせて全体に薄味に仕上げていますので、味が薄いと感じる方は、かけ汁の量で調節をしてください。
・和食は脂質とカルシウムが少な目なので、今回は白身魚のかけ汁にゴマ油を使い、つみれ汁にチーズを入れました。
和食文化の特徴(講座の資料:農林水産省ホームページ~「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されています~より)
・正月などの年中行事との密接なかかわり
・健康的な食生活を支える栄養バランス
・多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
・自然の美しさや季節の移ろいの表現
藤沢市食生活改善推進団体四ツ葉会について詳しいことはこちら
・四ツ葉会のホームページ
・藤沢市のホームページ「藤沢市食生活改善推進団体 四ツ葉会」